如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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注)この記事は過去数回垂れ流ししています。今回内容は変えずに新記事として投稿しました。
いきなり強引に始めますが、正月と言えば『お雑煮』ですよね。
みなさまも食べられたことと思います。
さて、香川の禁断の雑煮を紹介します。
こんなん、初めて見るという方もいらっしゃるでしょう。
けど、これが香川の現実なのです。
雑煮とは。
wikiによると
雑煮(ぞうに)は餅を主な具とし、醤油や味噌などでだしを味付けたつゆをはった日本料理。世界的に見るとスープ料理の1つ。日本では正月に多く食べられ、地域や家庭によって違いがある。
ざっくり言うと『餅入りの汁』といった括りになるんでしょうね。
雑煮は地域性が豊かな食べ物なのです。
各地の雑煮の具・出汁などが載っているwikiのURLを貼っておきます。実に様々です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/雑煮#地方による違い
自分が面白いと思ったやつだけ一部抜き出してコピーペーストします。
岩手県の三陸海岸地方では、醤油仕立ての雑煮にクルミをすり潰して作ったタレを添え、このタレに雑煮餅をつけて食す。
宮城県の仙台雑煮は伊達藩の華やかさを伝え、海の幸と山の幸をふんだんに使った豪華さで有名である。
新潟県の越後雑煮は、鮭の頭や身・イクラに、大根、人参、牛蒡、長ネギ、コンニャク、銀杏などを入れ、切り餅を使った醤油仕立ての雑煮である。
京都の雑煮は、白味噌仕立てで、丸餅は焼かずに炊いておく。アワビ、ナマコ、大根、親イモ、子イモ、昆布、開き牛蒡を入れる。
広島では、牡蠣が入る事もある。餅は丸餅で焼かずに茹でる。
長崎県長崎市では、焼きアゴダシのすまし仕立てで、焼いた丸餅、ブリ、鶏肉、蒲鉾、白菜、人参、椎茸、唐人菜(長崎白菜)またはカツオ菜など、具を必ず奇数にして入れる。
宮崎県では、猪(しし)肉入りの雑煮。
香川の禁断の雑煮。
だいたい雑煮という代物は澄まし仕立てが多くて日本中の70%ほど、次に合わせみそ仕立て、そしてこってり白みそ仕立ては関西に多いらしいのですがそれでも10%程度だそうです。
香川の雑煮は白みそ仕立てに、なんとあん餅を入れた雑煮。倍率ドン!更に倍!
日本広しと言えどもこの禁断の組合せはそうそう無いでしょう。
これが実物です。具は餅以外はかまぼこ・豆腐・人参・お揚げ。シンプルです。
餅を割るとこんな感じです。どーですか?この禁断具合。
このあんこが白みそと化学融合(←ウソ)を起こして、どろどろになるわけですよ。食べている途中の写真を貼るのはあんまり好きじゃないんですが、今回はどろどろの様子をわかっていただくために特別に貼ります。
これを禁断と言わずに何を禁断と言うのでしょうか。甘美な世界を味わえます。
香川はなぜにあん餅なの?
そもそもなぜ香川県は「あん餅雑煮」を食べるのか。江戸時代、当時「讃岐国」だった香川県では塩・砂糖・木綿が特産で、「讃岐三白」と呼ばれていました。このうち「砂糖」は幕府への献上品にされ、庶民の口には滅多に入らなかったそうです。
「せめて正月ぐらいは砂糖を口にしたい。でも、口にしているところが殿様の目に触れたら叱られる。それなら餡に砂糖を入れて餅に包んで雑煮にして食べよう」という農民の想いから「あん餅雑煮」が誕生したと言われています。
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_449/
砂糖は高級品で庶民はなかなか食べられないし、食ってる所を殿様に見つかったら島流しの刑、なら餡に入れてさらに餅にくるんだらバレんやろ!ってな感じですね。
このURLにはあん餅雑煮が食べられる店も紹介されています。
香川の雑煮の分布図。
ただし、このあん餅雑煮を食すのは香川県民全員ではありません。 いつの時代もそうです。踏み絵を踏むやつもおれば、踏まないやつもおるわけです。
また、あん餅雑煮にも白みそあん入り、白みそ塩あん入り、赤みそ塩あん入りというのもあるらしく、
純正禁断の白みそあん入りという組合せは黒く塗りつぶしてある所の者が食っているわけです。
純正禁断の白みそあん入りは、香川の半分以上には分布しているようです。
自分とこは当然黒く塗りつぶされていますけどねw。
編集後記
香川の白みそ仕立てにあん餅を入れた雑煮はいかがでしたか?
で、そのあん餅雑煮とやらはおいしいの?
こんど香川に来られた際には、『騙されたおもーていっぺん食べてんまい。(騙されたと思って一回食べてみてください)』
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