如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
漫画にも名言がいっぱいあります。
それを熱く語ります。
漫画のタイトル、概要紹介。
タイトル:男一匹ガキ大将 単行本7巻 花は紅柳は緑の巻き
(以降これから引用させていただきます)
作者 :本宮ひろ志
時は1960年代後半~。ヤンキーという言葉すらない親分子分の時代。
西海に暮す『戸川万吉』はどこにでもいるようなガキ大将。優しくて男気がある。
万吉は日々ケンカに明け暮れるも、ケンカ相手は万吉の男気に惚れ込んで、万吉は次々と子分を増やしていく。
警察とケンカをして少年院に入るが、そこでも万吉の男気に惚れた同類の男たちを魅了する。
その後も西日本の男たちを配下に収め、ついには東日本の大将『堀田石松』と富士のすそ野での一大決戦を制し日本の総大将になる。
更に躍進を続け日本の中枢企業である水戸屋産業を継いでアメリカ企業との原油争奪戦を制する(学生がだよ)。
終いには北海道を独立国にするとういう国レベルのニセ構想の中で翻弄されて物語は終結する。
例によって後半は本宮先生ならではのハチャメチャの展開。
名言が飛び出す場面。
万吉が少年院に入っている時のこと。少年院の男たちを掌握する過程の中で避けては通れない鬼頭(=少年院の総大将)という男の存在を知ろうとするが、各部屋の部屋長たちから上手くはぐらかされてどうしても正体が掴めずに悶々と悩んでいた。とその時、海雲寺の和尚から万吉宛に手紙が来る。その手紙には一言だけこう書かれていた。
その名言とは。
『花は紅 柳は緑 笑え万吉。』
この手紙を読んだ後、万吉は一晩中便所でウ〇コをする。
そして次の日、便所から出てきてみんなに諭す。
『いやあ 考えてみたら わいは 三日もウ〇コしてへんかった
それを一晩かかってぜんぶだしよってん・・中略・・腹の中のもんぜんぶだしてみい じつにええ気持ちやでえ』
そしてその後こう語る。
『花は紅 柳は緑 はらがへりゃ めしをくい ねくたくなりゃ ねむる
このでっかい宇宙は わいなんぞ関係なく つねにうごいとるんじゃ その中の つぶみたいな地球 そのまたゴミみたいな人間一匹 ウジウジしてもどうもなれへん なるようにしかならんのじゃ』
この名言を人生にどう生かすか。
『花は紅 柳は緑』
誰がどのようにあがいても
なるようにしかならん。
考えることも大事だが
考えても答えが出ない時もある。
焦りもがく事も大事だが
焦っても仕方ない時もある。
なるようにしかならん
が、なるようにはなる。
山より大きなイノシシは出ない。