いかがお過ごしですか? 3回連続10cmです。
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漫画にも名言がいっぱいあります。
それを熱く語ります。例のやつです。
漫画のタイトル、概要紹介。
タイトル:男一匹ガキ大将 単行本11巻 晴れ姿・男万吉の巻
(以降これから引用させていただきます)
作者 :本宮ひろ志
時は1960年代後半~。ヤンキーという言葉すらない親分子分の時代。
西海に暮す『戸川万吉』はどこにでもいるようなガキ大将。優しくて男気がある。
万吉は日々ケンカに明け暮れるも、ケンカ相手は万吉の男気に惚れ込んで、万吉は次々と子分を増やしていく。
警察とケンカをして少年院に入るが、そこでも万吉の男気に惚れた同類の男たちを魅了する。
その後も西日本の男たちを配下に収め、ついには東日本の大将『堀田石松』と富士のすそ野での一大決戦を制し日本の総大将になる。
更に躍進を続け日本の中枢企業である水戸屋産業を継いでアメリカ企業との原油争奪戦を制する(学生がだよ)。
終いには北海道を独立国にするとういう国レベルのニセ構想の中で翻弄されて物語は終結する。
例によって後半は本宮先生ならではのハチャメチャの展開。
1個前の編(その4)はこれ。
名言が飛び出す場面。
鉄橋事件の後、万吉は勢力を大きくしながら西日本の男たちを配下に収めていく。時を同じくして東日本は会津の堀田石松がまとめ上げていた。
万吉も中日本へ手を伸ばすがそこにはすでに堀田石松の息がかかり手をあぐねていた。ひとりふたりは面倒だ『やるならまとめてやったる』ということで、ついに日本の東西を分けたガキ大将の総決戦(当然ケンカ)へと展開する。時は昭和46年元旦日の出時、舞台は富士のすそ野。
けんか前、堀田側は富士のすそ野で待機。
堀田石松側の兵隊は1万5千人。万吉側の兵隊は7千人と不利。おまけに集合途中堀田側の人間に邪魔されてなかなか兵隊が揃わない。
やっと来た兵隊は西海の千人だけ。にもかかわらず万吉は涼しい顔で『男のほんまの けんかちゅのんを見せてやる』と子分をたしなめる。
ついに元旦の朝、堀田石松陣営1万5千人が待つ富士のすそ野に万吉はやって来る。
万吉側は万吉、銀二、島田、ヘルスのたったの4人だ。千人を待機させて4人で来たのだ。
1万5千人対4人。
1万5千人対4人。
堀田は『本気か』とイラつく。
万吉は『4人だけど何か文句あるか?』と何喰わぬ顔で答える。
堀田は『やる気があるのか なめやがってーっ』と怒る。
その名言とは。
『やる気があるから きたんやないけ』
このあと1万5千人対4人の世紀の大決戦が始まる。その一場面。
1万5千人対4人の戦いやいかに。
この名言を人生にどう生かすか。
やる気があるから来ている。
1万5千人と4人?そんなことは関係ない。
おちゃらけで来たのではない。
やるために来たんだ。やるために来ているんだ。
仕事やら何やら、上手くいかずに
『おまえちゃんとやっとんか?やる気あんのか?』
と責められることもあるだろう。
上手くいかないかも分からないが、真剣にやっている。。。
その時にはこう言おう。
『たまたま結果は出とらんかも分からんが
やる気があるから
安い給料でもこうやって毎日きとんやないけ。』
『おまえの方こそなんぞ文句あるんか?』
と。