如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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先日ね、孫が通っている小学校の授業参観があって、じいじは行ったわけですよ。
いつも思うんだけどね、学校のセンセ(孫の担任はおなごセンセ)ってすごいと思う。
明太子焼く時プチプチと音がして弾けて飛ぶじゃないですか。
低学年なのでもう教室中の生徒みんながそんな感じ。
わけ分からんことほざいてるやつもいるし、机の上に軟体動物みたいに寝そべってるやつもいるし、となり同士でべちゃべちゃ喋ってるやつもいるし。
授業中だよ。
センセもあんまり注意しないのね。
けど、大事なところで『さー静かにして!』って言うと、ピタッと止まってみんなセンセの方を見る。
この統率力には頭が下がる。
扱い方を心得ていらっしゃるというか、やっぱり一目置かれてるんだね。
けど相当我慢もしてると思うし当然ストレスも溜まるだろうし、ご苦労様です。
じゃ、授業いきますね。
二校時:算数『引き算のひっ算』
3桁の引き算の筆算の勉強。要は繰り下げ(隣から借りてくる)の要領を学ぶ。
向かって右の121-29=29は今まで習ってるやつで、
①一の位で1-9は出来ない(マイナスという概念はなし)ので十の位から1繰り下げてきて11-2=9
②次、十の位は2から1繰り下げているので、1-9は出来ないから百の位から1繰り下げてきて11-2=9
③答えは92
今回の問題は左の103-67。
答えは36なんだけど、どこがポイントかというと
一の位で3-6は出来ないので十の位から1繰り下げたいんだけど十の位が0というところがポイント。
十の位から1繰り下げられない時は、百の位から1繰り下げて十の位を10にする。ここがミソ。
十の位から繰り下げられないので、仕方ないから十の位を飛び越して百の位から繰り下げる荒業で切り抜けようぜって寸法。
これは、算数だけじゃなく世渡りにも通ずる。
母親が金持ってなかったら、じいじに金を借りてこいってことだよね。
三校時:学活『ネットいぞん!?』
イマドキの小学生はインターネットもお手のもの。
LINEとかツイッター・インスタ(インスタグラムをインスタと略す術も心得ている)なんか当たり前。
オンラインゲームで対戦して、youtubeでヒカキンカッコいいなんて優雅な時間を過ごすらしい。
下手なおっさんより長けている。
そこでセンセが『インターネットは楽しくていっぱいやりたいんだけど、やりすぎるとどうなる?』なんて質問をする。
生徒は、視力低下・体調不良・頭痛・首痛・健忘症・睡眠不足・食欲不振・倦怠感・内向的など様々な弊害があることを自覚・経験していると若者らしく素直に答える。
そしてセンセは『あまりやりすぎると体もおかしくなるし、最後にはネット依存と言ってインターネットをする時間や方法を自分でコントロール出来なくなるんだよ。』と追い打ちをかける。
で、『やりすぎないためにはどうしたらいい?』と再度質問する。
生徒も心得ている。
時間を決める・お家の人に管理してもらう・夜遅くまでしない(9時)などと100点満点の答えで返す。
センセは『そうだね、きちんとルールを決めて、そのルールを守ろうね。』
『インターネットは悪い物ではなくてものすごく便利なものなので、先生やお家の人も使っています。みんながゲームしたり調べものをしたりするのもいいけど、やりすぎるとダメ。ルールを守って上手にインターネットを使っていきましょうね。』
さすがプロ。落としどころが完璧だ。
後ろで立って聞いていたご父兄の方々もうんうんと頷いていた。
この一体感、学校とは素晴らしい所だ。
こんな感じでネット依存の授業は終わりました。
編集後記
いやー、学校というところはほんとに入っただけでも勉強になりますね。
何一つ無駄がないですね。
人間形成においてとっても大事な施設であると痛感しました。
けど小学生でもいいことと悪いことを理解したうえで、ルールを守ろうとしている。
インターネットに限らず、こういう基本的な事を忘れてる大人もいるんじゃない?
そんな輩が『小学生以下!』って言われるんだよね。
気をつけようね。