如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
いつも本当にありがとうございます。
先日讃岐弁(単語紹介)の記事を書いたんです。
これね。
で、3つの単語を紹介しました。
●『なんにゃこい』=『何でも、全部』
●『しゅる』=『汁』
●『けない』=『少ない』『(少ないので)早く無くなる』
この中で、『なんにゃこい』は猫語みたいでかわいい!それを使う3回さんもステキ!というニュアンスのコメントをいただきました。
ありがとうございます。
そして『しゅる』にも大勢の方からコメントをいただきました。
讃岐弁もだいぶ浸透してきましたね。知らんけどな。
しゅる(汁)としゅむ(染みる)。
自分の読者様のタコスカ (id:kefugahi)さまからこんなコメントをいただきました。
私が紹介した『しゅる(=汁)』』とタコスカ (id:kefugahi)様が聞いた『しゅみる(=味が染みる)』は相関関係があるのか?
という問いです。
タコスカ (id:kefugahi)様は『しゅみる』と書かれていますが、自分的(香川県民みんながそうかどうかは知らんけど)には『しゅむ』です。
染みている状態を『しゅみとる』でなくて『しゅんどる』と言います。
疑問形にしても『しゅみとん?』とは言わずに『しゅんどん?』と言います。
また、しゅる(=汁)が染みるから『しゅみる』も違うと思います。その場合だと『しゅるがしゅむ。』という使い方をします。
で、タコスカ (id:kefugahi)様の問いへの答えは:
『しゅる』と『(しゅみる改め)しゅむ』は発音的には非常に似ていてるが『関係はない』です。
あくまで『しゅる』は『汁』という名前であり、『しゅむ』は『染みる・沁みる・浸みる・滲みる』という状態を意味します。
全く別の意味で、発音がよく似ているというだけです。
参考資料:タコスカ様のブログ
しゅむ(染みる)の適用例。
『しゅむ』は、主に関西・中四国・九州で使われているようです。
もちろんうどん県でもおっさん・おばはん達はポピュラーに使います。
例えば、
大根に味が染みる⇒大根に味がようしゅんどるでない。
あの言葉が心に沁みる⇒あの言葉心にしゅむのー。
雨がパンツにまで浸みる⇒雨がパンツにまでしゅんどんで。
紙にインクが滲みる⇒紙にインクがしゅんだでない。
こんな感じですね。
で、いきなりですが『シュミテクト』。
知覚過敏症状ケアハミガキ
シュミテクト®は歯がシミるのを防ぎ、お口の健康づくりをサポートします。
こやつですよ。
https://www.hagashimiru.jp/?cid=1_ggl_001
この『シュミテクト』というネーミング。
いままで散々私が書いてきた単語とちょっと被っていませんか?
そうです。シュミテクトの『シュミ』って『しゅむ』と似ているでしょ。
ってか、このネーミングは『歯に染みる』=『しゅむ』と『染みるのを防ぐ』=『プロテクトのテクト』のふたつの単語を組み合わせた物なんです。
ノーマルの使い方だと『染みる+テクト』で『シミテクト』でしょ。
これじゃツマンナイってことで、染みるの方言である『しゅむ』を商品名に混ぜこんでいるんですね。
製品企画部の方々のセンス溢れるネーミングに感服いたします。
編集後記
いやー方言って難しいですねー。
ってか、楽しいですねーって書いた方がいいんでしょうかね。
他の地方の方言も色々聞いてみたいです。
ところでみなさま、知覚過敏症状は大丈夫ですか?
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