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『男一匹ガキ大将』まさかの久保銀次編(その1)

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如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。

 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

いつも本当にありがとうございます。

 

前にやらせていただいた『男一匹ガキ大将』名言集シリーズ。

戸川万吉の生き様を熱く語りました。

万吉のことは過去記事でさんざん語りましたので、ここでは割愛します。

詳しくは『男一匹ガキ大将名言集その1~6』を参照ください。

 

今回はその万吉の一の子分、久保銀次の魅力をたっぷりとご堪能いただくための企画です。

 

何といっても銀次の魅力は熱さ。これに尽きます。

この熱さは修造なんかの比ではありません。とにかく熱い。燃えている。

今日本に一番必要な人間は久保銀次、この人ではないでしょうか?。 

 

では、その1をいきます。

 

注)本宮ひろ志先生の『男一匹ガキ大将』から引用させていただきます。

 

 

万吉との出会い(一度きりの二人のケンカ)。

西海の戸川万吉。当時万吉は既に西海中学校では押しも押されぬ裏番長になっていた。表ではなく裏。ラッパをはじめとする小さい子供たちにも優しく、男気のあるガキ大将だった。

それを妬むライバル松川(後には万吉の子分になる)、東京からケンカの腕のたつ久保銀次を転校させてきて万吉を倒そうと企てる。

こうして松川に呼ばれた銀次は万吉と出会い、松川の思惑どおりケンカをする。

ただ、銀次と万吉がケンカするのはこれが最初で最後。

 

万吉:ケンカをふっかけた理由は?

銀次:一番の実力者をぶちのめすに限る。

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銀次:ケンカに理屈はいらない、強いか弱いかそれだけだ。

万吉:売られたケンカは理屈抜きでかう主義や、こうたるわい。

銀次:ありがてえ(ここで礼をいう。さすが江戸っ子、義理人情も厚い)

そしてケンカは始まる。

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ふたりともなかなかだ。

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途中でちゃちゃが入り戦意をなくす銀次。

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松川に万吉を倒せと呼ばれた銀次だが万吉に惚れる。男である。

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 ここから親分:万吉と、子分:銀次の物語が始まる。

 

 

親分子分。

万吉に松川からのケンカ状が届く、『明朝6時、大蛇ケ原に来い』。

万吉は事情があり一人で行くから、誰にも言うなと言って一人で大蛇ヶ原へ行こうとする。

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大蛇ヶ原にひとりで向かう万吉。そこに銀次現る。

銀次:今日を限りにあっしゃあ、あんたの子分になる(言い切る)。あんたがいやでもね。

万吉:ものずきなやっちゃな、どうなっても責任もたんで。

人ごとか?いや、これが真の男と男。わかっている。

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そうとは知らず大蛇ヶ原で待つ松川。その前に現れる二人。

松川も銀次に裏切られて動揺は隠せないが『いてこましたれ!』

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万吉:待てー。ちがう、すきなだけどつけ。殴られにきた。ただし、(事情があって)ラッパたちには手を出すな。

銀次:ついてねえぜ、とんでもない時に子分になったもんだ。

ただし銀次は当然逃げない。すでに子分になると決めている。万吉に従うだけ。殴られるだけだ。

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松川も容赦しない。

銀次の子分としての初仕事は、くしくも松川に殴られれて左腕を折られる事だった。

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久保銀次とはこんなやつです。

 

編集後記

今回は言わば出会い編です。すこし穏やかです。

こうやって銀次は万吉の子分になりました。

 

このあとも、銀次の魅力を続けます。

乞うご期待。