今週のお題「ゲーム」
如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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いつも本当にありがとうございます。
はてなで記事を書くときに『今週のお題』みたいなのが出てきますよね。
今週はゲームだそうです。
で、ゲームについてちょっと書いてみます。
『太陽ゲームセンター』。
高松の商店街のはずれにあった『太陽ゲームセンター』。
高松の人でもこのゲームセンターを知ってる人はそうそういないと思う。
店も小さく、従業員(オーナーかもわからん)はしょぼくれたおっさん一人。
お客も私たち以外にはあまりいなかった。
そこに通っていたのは私たちが高校1年(16歳)の頃。今から45年ほど前、昭和で言うと50年ころ(西暦1975年ころ)の事。
1ゲーム50円の時代だ。
学校が終わるとチャリで高松へ向かう。
学校からは結構遠いし、高松へ寄ったら自宅からするとずいぶんと遠回りになる。
それでも一時は毎日のように通った。
フリッパー。
当時『太陽ゲームセンター』のことをみんな太陽、太陽と言っていた。
E崎(私の悪友):おい、今日も太陽行っか?
私:おー行こーぜ!
太陽へ行って、フリッパー(ピンボール)だ。
https://www.turbosquid.com/ja/3d-models/wood-s-queen-pinball-3d-1410976
右方から球をバネで盤面に送り出す。
盤面の上半分くらいに役物があって球が役物に当たると得点になる。
盤面はこちら向きに傾いているので球はこちら側に落ちてくる。
盤の下方に白い羽根みたいなのが付いているが、落ちてくる球をその羽根で盤面に弾き返す。
白い羽根の真ん中に球が落ちてくると、羽根のすき間は球の直径より広いのでアウト。
球は3個。
この手のゲームは一定得点以上になったら無料でもう一回できる。
私たちはそのことを『上がる』と言っていた。
『上がる』には長時間盤面に球を残しておくことが大事だ。
これが結構難しい。
球はよく真ん中付近に落ちてくる。
真ん中に落ちてくる球は放っておくと羽根の真ん中を通って落ちてしまう。
それをマシンを揺らして真ん中に落ちてくる球の軌道を変えるわけだが、揺らし過ぎるとマシンが『テル』(停止のことをそう呼んでいた)になってゲームオーバー。
落ちてくる球の軌道とマシンの揺らし具合との駆け引き。
この一連のテクニックは2人とも身につけていて、よく『上げて』無料でやっていた。
マシンを揺らしているE崎くんの姿が目に浮かぶ。
『太陽ゲームセンター』はなくなったけど。
高校2年にもなるとやる遊びも変わってきて、だんだん太陽へも行かなくなった。
いつか分からないが、数年後に行った時にはなくなっていた。
ただ、悪友E崎くんとはいまでも時々飲んでいる。
編集後記
「ゲーム」で記事を書いてみました。
太陽ゲームセンター、懐かしい思い出です。