如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
いつも本当にありがとうございます。
みなさまにはあまり馴染みのないであろう讃岐弁で記事を書くという企画でございます。
今回はその13回目で、記事を書くと言いながら讃岐弁の単語の紹介です。
香川に移住をお考えの方は、過去記事や本記事を熟読いただき是非讃岐弁をマスターしたもらいたいと思います。
- では改めて。
- 今回の讃岐弁その1:たれもっつぇる。
- 『たれもっつぇる』の適用例。
- 今回の讃岐弁その2:いかさま。
- 『いかさま』の適用例。
- 今回の讃岐弁その3:おとろし。
- 『おとろし』の適用例。
- 『おとろし』の変形例『おとっちゃま』。
- 編集後記
では改めて。
なんがでっきょんな?(大阪弁で言う儲けてまっか?みたいな挨拶代わり)3べん連続10cmじゃ。
当ブログに来てもろてありがとで。
いつもほんまにありがとで。
ほんだらいっけんの。(じゃ、いきますよ。)
今回の讃岐弁その1:たれもっつぇる。
『たれもっつぇる』=『訳が分からなくなって(頭の中が)ごちゃごちゃになる』という意味です。
『もっつぇる』の『っつぇ』という所はパイオニアのカーステレオの『カロッツェリア』の『ッツェ』と同じ発音です。
(紐が)もつれるの最上級みたいな感じです。
『たれもっつぇる』の適用例。
讃岐弁:そなにいっぺんによーけいわれたらたれもっつぇっしゃうが。
そなに=そんなに、いっぺんに=一度に、よーけ=たくさん、たれもっつぇ=ごちゃごちゃに、っしゃう=なってしまう、が=じゃないですか。
日本語:そんなに一度にたくさん言われたら、ごちゃごちゃになってしまうじゃないですか。
今回の讃岐弁その2:いかさま。
『いかさま』=『(なんか納得いかないけど)ものすごく』という意味です。
麻雀のエレベーターやぶっこ抜き(=不正行為)とは違います。
『いかさま』の適用例。
讃岐弁:あの肉みてんまい、グラム2,000円やと。いかさま高いのー。
みてんまい=見てごらんなさい(促す)、やと=(ちょっと驚いて)だって、いかさま=ものすごく、のー=じゃありませんか。
日本語:あの肉を見てごらんなさい。グラム2,000円だって。(そんな感じがしないのに)ものすごく高いじゃありませんか。
今回の讃岐弁その3:おとろし。
数回目のこのシリーズで『こわい』=『(食べ物などが)かたい』というのがあったんですが、
その時にAIBOパパ (id:daiki-em) 様から
怖ろしい意味の「こわい」は、どう表現するんだろか?
というコメントをいただきました。
お答えしましょう。
『おとろし』=『恐ろしい、怖い』という意味です。
一昨年(おととし)ではありません。
『おとろし』の適用例。
讃岐弁:あの映画ほんまにおとろしかったわー。
ほんまに=本当に、おとろし=怖い。
日本語:あおの映画は本当に怖かったんですよ。
『おとろし』の変形例『おとっちゃま』。
『おとっちゃま』=『怖がり』という意味です。
お坊ちゃまではありません。
讃岐弁:こななんがおとろしんか?おまえはいかさまおとっちゃまやの。
こななん=こんなの(ここでは、これくらいの事が)、おとろしん=怖いん、か=ですか(疑問形)、いかさま=ものすごく、おとっちゃま=怖がり、やの=ですね。
日本語:これくらいの事が怖いの?あなたはものすごく怖がりなんだね。
以上です。
編集後記
今回の讃岐弁はいかがでしたか?
楽しんでいただけましたでしょうか?
どこの方言も同じだと思いますが、パソコンでもスマホでも上手く文字変換してくれませんね。
何度も入力し直した!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
早く方言変換ソフトの開発が進んだらいいですね。
今日の讃岐弁講座はこれくらいにしておきましょう。
またの機会にお会いしましょう。