如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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さて、クリスマス間近。世間はクリスマスの準備で大忙しでしょうね。
自分とこは仏教なのであまり関係ないのですが、今時そうも言ってられないのでちょっとだけクリスマスに乗っかることにします。
ということで、若干フライング気味ではありますが、昔自分が作ったお話があるので暇な方は読んでください(原文まま)。
ルビ打ちたかったんですが、出来なかった。
さゆりちゃんのサンタさん。
①
さゆりちゃんはお家の中の戸締り当番です。
くる日もくる日もねる前に戸締りをします。
②
一度、こんなことがありました。
さゆりちゃんがまどのかぎを閉め忘れて
しまったのです。
そのとき、おとうさんやおかあさんは
さゆりちゃんに言いました。
どろぼうさんがくるといけないから
ちゃんとかぎをかけなさいって。
そのときから、さゆりちゃんは一度も
戸締りを忘れることはありませんでした。
③
さむいさむい冬がきて、
お外はぴゅーぴゅー北風さん。
それでも、さゆりちゃんの戸締りは
毎日、毎日続きます。
④
そして、やっとさゆりちゃんの待っていた
クリスマスがやってきました。
さゆりちゃんはその日も戸締りをして、
おとうさんとおかあさんにおやすみを
言いにいこうとすると、
おとうさんがまどのかぎをそっと
あけているのが見えました。
⑤
ほんとうは、さゆりちゃんはとても
心配だったのです。
どうしてって、さゆりちゃんのお家には
えんとつがなかったのです。
戸締りもしたし、もしかして、
サンタさんはプレゼントを
持ってきてくれてもお家の中に
入れないんじゃないかって。
⑥
さゆりちゃんはおとうさんがまどの
かぎをあけているのを見て、
ちょっぴり安心してベッドに入りました。
⑦
次の日の朝、やっぱりサンタさんは
プレゼントを持ってきてくれていました。
プレゼントはさゆりちゃんが
ずっと前からほしかった
カンガルーのぬいぐるみでした。
⑧
さゆりちゃんは大きな声で
サンタさん、ありがとうと
言いました。
そのあとで、小さな声で
おとうさん、ありがとう
とお礼を言いました。
end
そして、心の中で
おとうさん、こんどのクリスマスのときも
さゆりが戸締りしたあと、まどのかぎを
あけておいてね
とつぶやきました。
編集後記
(こんなん書いてみたかったんですよねーw。→) 無断転載禁止です。
するやついねーよ!
ですよねー。