おっさんのblogというブログ。

下らない事に心血を注ぐおっさんの話、たまには聞いてみてもいいんじゃない。

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埼玉県に告ぐ【号外】香川県のセルフうどんの食べ方を解説する。

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如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

いつも本当にありがとうございます。

 

先日うどんの写真をツイートしてたらブログの読者様のツヨキ (id:tuyoki)様からこんなコメントをいただきました。

 

『香川のセルフのうどん屋さんへ行ったとき、注文がクソ分かりづらくてクソめんどくせーよ!』(原文のままではありません)。

『東京は大都会なので冷たいうどん麺だの温かいうどん麺だの選ぶシステムがそもそもねーし、クソ分かりづらくて現場(香川県うどん屋さん)でテンパったじゃねーか!どないしてくれるねん!』(原文のままではありません)。

 

ってことで、ツヨキ (id:tuyoki)様にはtwitterで簡単に説明させていただきましたが補足の意味も兼ねて、かつ、ツヨキ (id:tuyoki)様にとっては大きなお世話だということは分かっていますが、セルフうどんの食べ方(?)を簡単に説明させていただくことに相成りました。

私の知識の範囲内ですので、香川県の全うどん店を網羅しているわけじゃないし、内容もパーフェクトじゃなくざっくりな説明ですがお許しください。

また釜揚げ系やざる系、うどんの上にごちゃごちゃ載ってる系は若干が違うところがありここで一緒に説明すると300万文字くらいになるのでシンプルな『かけ系うどん』で説明させてください。

 

 

そもそもセルフうどんってなんじゃい!

 

セルフうどんとは、

セルフサービス方式で食事を提供するうどん店。

客が自らでうどんの受け取り・配膳、および食後の食器の返却を行う。

ことです。


めんどくせーからうどんでも天ぷらでも食いたいもん勝手に取って勝手に食って、食器も仕舞いしてさっさと帰れや!こちとら客の回転が命じゃ!

みたいなシステムと言うことができますね(実際はこの通りではありません)。

 

セルフうどんの大まかな流れ。

 

うどんを手に入れるまでの作業。

・店に入る。店に入りさえすればなんとかなります。

・うどんのメニュー・サイドのメニューを確認する。

・食ベたいうどんの種類を決める。

・食べたいサイドメニューを決める。

ここまではいいですね。

 

あ、サイドメニューに関しては概ね自分で取るところが多いようですので自分で勝手に取る(最悪店員に伝えたら完成品を出してくれる)ということにして、以下サイドメニューのことは省略します。どこかのタイミングでGETしてください。

注)いくらセルフと言っても釜から米取って自分でおにぎりを握れとか、天ぷらも自分でてんぷら粉つけて自分で揚げろってなことは無いのでご安心ください。

 

うどんを手に入れる作業。

ここは色々パターンがるので戸惑うところだと思います。

 

パターン①:うどんの玉数と湯煎の有無・出汁の暖かさなどを店員に伝えて(伝えなかったらノーマル仕様になる、あるいはどうしますか?と聞かれる)、店員が盛り付けてくれたうどんと出汁が入った薬味を入れる前の状態のうどんを受け取る。

残作業=薬味投入作業。

注)店員が薬味も入れてくれる場合もあります。その場合はどれどれの薬味がいいと伝えてください。

 

パターン②:うどんの玉数を伝えて玉だけが入ったどんぶりをもらう。

残作業=湯煎作業(するなら)と出汁投入作業と薬味投入作業。

 

パターン③:自分で備え付けのどんぶりを持って行ってそれに玉を入れてもらう。この場合は備え付けのどんぶりの色や大きさでもらう玉数が決まっていて、無言でどんぶりを差し出すことによって玉数を伝えたことになります。(これは慣れないとムズイ)。

残作業=湯煎作業(するなら)と出汁投入作業と薬味投入作業。

 

上記以外にも違うパターンがあると思います。

 

湯煎作業+出汁投入作業。

上記パターン②とパターン③はどんぶりと玉だけの状態ですので、湯煎と出汁投入は自分でやらないといけません。

湯煎したいなら備え付けの湯煎機とてぼで自分で湯煎する。湯煎後てぼを上下に振ってちゃっちゃっと湯切りしましょう。

 

この写真はとあるうどん屋のおねえさんだけど、これを自分でやるのね。

湯煎機の近くに出汁が入った容器(あるいは出汁が出てくる蛇口)があるはずなので、好きなだけ出汁を入れる。

 

薬味投入作業。

お好きな薬味をお好きな量だけ(常識の範囲内で)どうぞ。

My七味などを持参される方もいます。

ネギは表の畑から取ってきて自分で刻んで入れる場合もあります。

 

これでうどんが完成なので、後は席についてよい子で食べましょう。

 

うどんと出汁の温度管理。

上記のことよりも、ツヨキ (id:tuyoki)様はむしろこの温度のことが知りたかったのかも分かりません。

うどんの温度に関しては色々なバリエーションがございます。

以下乱数表(バージョンアップ版)を参考にお好きな温度でお召し上がりください。

 

 

温度管理方法。

・まずは上記乱数表を暗記しましょう。あるいは印刷して身につけておきましょう。

・店員が盛り付けてくれる場合=上記乱数表のバリエーション(あるいは別名)を店員に確実に伝えましょう。

・どんぶりと玉だけの状態で自分で湯煎する場合=麺を温めたい場合は湯煎する、麺を温めたくない場合は湯煎をスルーしましょう。冷たい出汁が欲しいのに出汁の容器(あるいは蛇口)冷たい出汁がなかったら、、諦めるか店員に冷たい出汁を要求しましょう。

 

うどんと出汁の温度管理の個人的余談。

 

 

うどんを店員が盛り付けてくれる場合の個人的な話です。

もちろん店員がどんぶりにうどんや出汁を入れてくれるんですが、ここで麺を温めてもらうか温めてもらわないか、すなわち湯煎してもらうか湯煎してもらわないかによって大きな違いがあります。

 

湯煎する場合はせいろから玉を取っててぼに玉を入れて温めて、湯切りしてどんぶりに入れて出汁をかけますよね。

一方、湯煎しない場合はせいろから玉を取って直接どんぶりに入れて出汁をかけます。

湯煎した麺と湯煎しない麺の両者の出来上がりを見てみましょう。

注)私は最近湯煎してもらうのは月見の時だけなので、湯煎した麵には卵が載っていますが卵抜きで見てください。


うどんが茹で上がったとき、ひと玉ごとに丁寧に整えられてせいろに並べられます。

その丁寧に整えられた状態を湯煎後の湯切りのてぼの上下運動(=ちゃっちゃっ)で乱すか、せいろから玉を湯煎せずに直接どんぶりに優しくそっと入れるか。

 

その違いがビジュアルの違いとなって現れます。麺の並びが全然ちがうでしょ。

私はこの麺の並びもひとつのうどんの美学要素だと思ってるので、かけうどんは乱数表2段目の『そのまま(湯煎しない)』ばっかです。

 

編集後記

 

上記のような流れでうどんを食べるわけですが、、

 

店に入ってから食べ始めるまでのステップをわずか数分で、しかも自分の後ろには他のお客さんがずらずらと並んでいて『はよせんかい!』って目で見られている中でやらないといけません。

初めてだと確かに分かりづらいし、面倒くさいし、プレッシャーもかかると思います。

ただセルフうどんを食うためには必ず通らなければならない儀式です。

 

私も一番最初は戸惑ったと思いますよ。もう忘れたけどねww

 

 

 

 


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