如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
いつも本当にありがとうございます。
地味な土木小ネタシリーズ。
今回は【端点】です。
【端点】とは簡単に言えば『ある点』です。
端点標高とはその点の高さ(=標高)です。
たぶん一般の方には『なんじゃ」こりゃー!(松田優作風に)』な内容だと思いますが、
測量や設計をやられる方には分かっていただけると思っております。
注)一般の方はスルーしていただいた方がいいかも分かりませんww
豆知識:標高とは。
では、本文いきます。
平面図。
ここに測量した平面図があります。もちろん2次元です。
地形は黒色。端点標高を赤色で表示しています。
端点とは『ある点』と言いましたが、例えば右下方の10.99の左の○の中に赤い小さい点があると思いますが、その点が『ある点』で10.99が『ある点の標高』です。
要はこの平面図の2次元地形と端点標高だけで実際の地形がイメージできるか?と言うことです。
側面図。
先ほどの平面図に緑のラインを引きましたが、そのライン付近の5個の端点標高と地形を組み合わせた側面図(下図)です。
真ん中に川があって、その両側に堤防があって、その外に田んぼがあるって感じがちょっと見えたでしょ。
塗り絵してみます。
水色が川、茶色が堤防、青色は堤防の上にある道路、緑色は田んぼ。
この塗り絵した平面図と側面図を照らし合わせるとより分かりやすいと思います。
ただ、この状態ではまだ2次元でうーん?って感じですよね。
googleに助けてもらいましょう。
真上から撮った写真は私が塗り絵した平面図に似ていますが、まあ言わば2次元に近くイマイチ立体感が分からないですね。
で、ストリートビューです。
これは右方の堤防の上から見たビューですが、
道路があって堤防があって、右には田んぼ、左には木がもくもくですが川があります。
さらにその左に対岸の堤防が見えています。
ちょっとは立体感があるでしょ。
こんな感じで一番最初の平面図を見てこんな地形が頭の中にイメージが出来るようになったら、お仕事もスムースにイケるようになるよって話。
おまけだけど、ほんとはここからが大事。
実は私たち設計者は地形がいくらイメージできてもダメなわけ。
そこに何かを作るわけだから、イメージ・把握できた地形に対してそこに出来るものをイメージ出来ないとダメなわけ。
編集後記
イメージ、イメージって、あんたはイメージングピーポーか?
って言われそうだけど、イメージできてないと設計なんてうまいこと出来ない。
松山英樹だってティーショットする時に右の林すれすれに打ち出してドローかましてこんくらい曲げて、フェアウエーのあそこ辺りに落として、ランがいくら出てってイメージしてから打ってんだよ。
イメージがきちんと出来たら、ティーショットも橋梁も半分は出来たようなもん。
ブログ村のランキング参加中。
クリックありがとうございます。えへへ
↓ ↓ ↓
にほんブログ村