如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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=この記事は過去に投稿したものを一部加筆修正して再投稿(垂れ流し)したものです=
天気予報を見ていると気象予報士が『明日の関東地方は概ね晴れるでしょう。』なんて適当なこと言ってますよね。
じゃ、(関東地方に住んでいて)自分とこは晴れるん?どこが曇りなん?って思いますよね。
『概ね』ってどういうことなんでしょうか?
『概ね』ってどれくらいの割合なんでしょうか?
竹村健一。
ちょっと古いネタになってしまいますが、竹村健一っておっさんがいたのね。知らないかも?
そのおっさんの話初めの口癖が『まぁ、だいたいやねー。』なんですよ。
んん、『概ね』と『だいたい』、なんかよく似ているイメージですね。
ちなみに竹村健一とはこんなおっさんです。結構賢いらしい。そして、まだ生きているらしい。申し訳ありません。記事を書いた時はご存命でしたが、2019年7月8日に亡くなっています。間違いがあったことをお詫び申し上げますとともに、お悔み申し上げます。
『まことにご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。』
http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=3329
ついでにwikiも貼っておきます。
『まぁ、だいたいやねー。』
『だいたい』の意味。
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%84
①改めて説き起こすとき、文頭などで使う言葉
②大まかな値を計算するさま
竹村健一が話する時に『まぁ、だいたいやねー。』から始めて、なんとなくこざっぱりと話をまとめようとしていたのは、①を意識していたとすればある意味正しい使い方だったんですねー。
ただし、今回の検証目的である『概ね』に対比する『だいたい』の意味としては、②の大まかな計算をするさまと言う方が近いでしょう。
しかし、上表を見てもどれくらいという具体的な割合に関しては記述はありません。類語にもざっと・おおよそ・おおざっぱに見てといずれも割合を表す言葉ではないことが分かります。
概ね。
『概ね』の意味。
https://thesaurus.weblio.jp/content/%E3%81%8A%E3%81%8A%E3%82%80%E3%81%AD
全部のうち、半分以上を表す表現
今回の検証目的である、どれくらいの割合か?という問いの答えには『半分以上』というワードが該当するしますね。
また、ほぼ・ほとんど・ほぼ全て・おおかた・大部分・大多数・大半といったやや具体的な割合を示す類語も多いです。
まとめると。
『だいたい』の意味は大まか・ざっと・おおよそということになるのでしょうが、実際には計算などの精度を表す言葉であり、割合を表す『概ね』とは違う種類の言葉と考えられます。
対する『概ね』は半分以上・おおかた・大部分・大多数といった具合に割合を意識しています。つまり、最低でも半分以上、上手く行ったらほぼ全部と幅はあるものの明らかに割合を表す言葉であると考えられますね。
以上より『明日の関東地方は概ね晴れるでしょう。』ってことは?
申し訳ないが場所的な指定はできないんだけど、関東地方の半分以上晴れるかも、ほぼ全域晴れたらラッキー!ってことなんでしょうね。
編集後記
『概ねってどれくらい?また概ねとだいたいの違いは?』の検証結果、いかがでしか?
概ねわかった(笑)、だいたいわかった(笑)。
だから気象予報士は『だいたい晴れるでしょう。』じゃなく、『概ね晴れるでしょう。』って言うんだね。
日本語ってほんとに難しいね。
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