如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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現在USBハブ2.0を使っています(PCやUSBメモリは3.0にもかかわらず)。
壊れてもいないし十分使えてはいますが、どうしても転送速度が遅く時間がかかってしまいます。と言う事で思い切って3.0に規格upしました。
ハブの規格と転送速度に注目しながら、製品紹介も兼ねてその使い勝手など報告をいたします。
USBメモリ・USBハブとは。
USBメモリとは
https://gigazine.net/news/20080204_usb_memory_life/
外付け記録媒体のひとつで、PCのUSBポート(接続口)に直接に接続してデータを読み書きするフラッシュメモリのこと。
USBハブとは
https://sakidori.co/article/40912
USBメモリなどを複数接続するためのハブ装置。
簡単に言うとPCのUSBポートが1個ならUSBメモリも1個しか挿すことが出来ないが、USBハブを使えば複数のUSBメモリを同時に接続することが出来る便利な機器。
また、USB2.0、3.0はUSBの規格であり、3.0は2.0の約10倍(理論値※)の速度が出ることになっている。
http://uzurea.net/usb-20-30-basic-knowledge/
※データ転送速度の「理論値」というのは、規格上の理論的な最高転送速度です。対して、データ転送速度「実効値」は、実用的に期待できる転送速度です。実効値は、接続状況によって異なるので、幅があります。
現在私が使用しているUSBハブ。
現在私が使用しているUSBハブはELECOM製で型番は分かりませんが、写真の通りの製品です。3年前くらいの製品だと思います。規格は2.0(ポートが黒色)です。
私のUSBハブの使い方。
①スマホで撮った写真をPCに転送。
②USBメモリからデータをPCに転送。
③PCからデータをUSBメモリに転送。
というふうに、主にデータ転送用に使っています。
抜き挿しするデバイスは、スマホのデータ転送用ケーブルとUSBメモリが複数個。
各々のデバイスを使う時に直接PCのUSBポートに抜き挿ししてもいいのですが、繰り返すとPCのポートも傷むし、USBハブは挿しっぱなしにしておいてハブでUSBなどを抜き挿しするという形態を取っています。
ELECOM U3H-A416BF1WH USBHUB3.0 。
新しく購入したのは、ELECOM U3H-A416BF1WH USBHUB3.0 という製品です。


↓ ポートの拡大図
現在の物と同じくELECOM製にしました。
カラーは現在の物が黒なので、気分を新たにする意味も込めて白にしました。
挿し口はこちら側に3ポート、側面に1ポート、計4ポートです。もちろん規格は3.0(ポートが青色)です。
ディスク速度を測ってみました。
PCのポートは3.0、USBメモリも3.0。同じPC、同じUSBメモリを使ってハブ規格(2.0と3.0)だけ変えたらディスク速度はどうなるのか測ってみました。CrystalDiskMarkというソフトを使いました。このソフトが正確かどうかは別にして対比として。ソフトの設定はデフォルトのままです。
現行のELECOM製2.0のハブの場合。
新しいELECOM製3.0のハブの場合。
理論値には程遠いですが、3.0が2.0に比べてReadが約3.2倍、Writeが約1.4倍の速度が出ることが分かります。
ちなみに、USBメモリの中の実データ(7.5GB)をPCに転送して実転送時間を測ってみました。
現行のELECOM製2.0のハブの場合。
7.5GBのデータを転送する時間は約5分45秒=平均21.6MB/秒(1GB=1000MBとして)
新しいELECOM製3.0のハブの場合。
7.5GBのデータを転送する時間は約3分45秒=平均33.3MB/秒
実転送時間は接続機器やデータの種類また転送先の階層などでロスが発生するのでCrystalDiskMarkで計測した結果とは異なりますが、それでも3.0の方が2.0に比べて1.5倍速いという結果です。
結果。
結果としては、当然のことながら
PCやUSBメモリの規格が3.0であっても、USBハブの規格が2.0では速度は出ないという事が分かりました。
すべての機器の規格が3.0で統一されて初めて3.0の威力が発揮されると言う事ですね。