如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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今場所も北勝富士に注目してきました。
取組み中でも相変わらずわさびが効いている北勝富士。
中日~千秋楽までの動画を貼っています。
見る方は音量注意してください。
例によって、行事待ったなしを表記しています。本来は土俵に立ってから礼が終わるまでが取組みですが、結構長いので実際に相撲を取る部分を『行事待ったなしは〇分〇秒~』と記載します。
そこから見ていただければすぐに立ち合いから見ることが出来ます。
中日~千秋楽の成績。
中日が終わった時点では5勝3敗。
1月20日(月) 対 妙義竜(西前頭筆頭) ○ 決まり手はすくい投げ
2分48秒、行事待ったなしは1分42秒~
大相撲(前頭二)北勝富士vs 妙義龍(前頭一)初場所 9日目 2年1月20日
立ち合い飛ばされけど、手を上手く使えたね。偶然差せちゃった?まぁいいよ、足の運びもよかったしね。オケ―じゃ。
1月21日(火) 対 大栄翔(西小結)○ 決まり手は引っ掛け
3分43秒、行事待ったなしは2分48秒~
大相撲(前頭二)北勝富士 vs 大栄翔(小結)初場所 10日目 2年1月21日
はよ手をつけ!危なかったけど今日はまぁラッキーじゃ。明日ははよ手つけよ!
1月22日(水) 対 玉鷲(東前頭3枚目)○ 決まり手は突き落とし
3分27秒、行事待ったなしは1分16秒~
大相撲(前頭二)北勝富士vs 玉鷲(前頭三)初場所 11日目 2年1月22日
うーん、バタバタしちゃったねー。それにあんた押し相撲なんだから引くのはイカンよ。まぁ手をつくタイミングが多少早かったけんええわ。
1月23日(木) 対 遠藤(東前頭筆頭)○ 決まり手は押し出し
3分045秒、行事待ったなしは1分28秒~ただし立ち合い不成立『まだまだま~』が1回あります。
大相撲(前頭四)遠藤 vs 北勝富士(前頭二)初場所 12日目 2年1月23日
立ち合い腰が高いけど左がよく効いたね。勝った後の左手泳がすの今日は勘弁したるわw。
1月24日(金) 対 御嶽海(西前頭2枚目)○ 決まり手は寄り切り
2分54秒、行事待ったなしは1分45秒~
大相撲(前頭二)北勝富士 vs 御嶽海(前頭二)初場所 13日目 2年1月24日
まぁ御嶽海よりは足が動いてるね。御嶽海、元気ないね、膝は大丈夫?
1月25日(土) 対 輝(西前頭11枚目)〇 決まり手は押し出し
3分36秒、行事待ったなしは2分03秒~
大相撲(前頭二)北勝富士 vs 輝(前頭十一)初場所 14日目 2年1月25日
手つきが遅い。相手は長身だけど終始回しの位置も下だったし、足はよく動いてる。押っつけもよく効いたし、まぁいいんじゃない。 明日も気を抜くなよ。
1月26日(日) 対 豊山(西前頭9枚目)● 決まり手ははたき込み
2分20秒、行事待ったなしは0分53秒~
大相撲(前頭二)北勝富士 vs 豊山(前頭九)初場所 千秋楽 2年1月26日
はい。腰が高い。だから、はたき込みでやられるんだよ。今日こそ勝ってほしかったわ。
北勝富士に関して。
北勝富士に関しては、15日間を通して11勝4敗で勝ち越し。
前頭2枚目なので当然上位陣とは全て対戦がありますが、
自分より格上に対して8勝2敗(1不戦勝を含む)。
自分以下に対しては3勝2敗。
まぁよくやったと言っていいでしょう。
嫁ももらったっことだし、今後も毎場所これくらい頑張ってほしい。
来場所は『小結』昇進かな?と思ったけどくじ運わるいからね。
筆頭止まりでしょww。
今場所の優勝力士。
13日目終了時点で優勝の可能性があるのは、11勝2敗(=11-2)の東大関貴景勝、12-1の西前頭4枚目正代、同じく12-1の西前頭17枚目(幕尻)の徳勝龍。
10-3の北勝富士にも薄いとは言えチャンスはあったが、14日目に正代と徳勝龍の取り組みが組まれた時点で消滅。
優勝争いは、貴景勝・正代・徳勝龍の3人に絞られた。
14日目が始まる。
まず正代と徳勝龍の相星対戦。
この対戦を徳勝龍が突き落としで正代を破る。
徳勝龍の取り組み直後の気合の入ったドヤ顔がいい。
徳勝龍は13-1となり、千秋楽で勝てば無条件で優勝。
仮に千秋楽で自身が負けても正代が負ければ、いやそれは勝負師にはない選択だ。
正代は何とも言えない表情で土俵に座り込む。12-2と1歩後退。
しかし正代からすると、千秋楽の自身と徳勝龍の勝ち負けで13-2で並ぶ可能性はあり。
首の皮1枚残す格好となった。
14日目の正代と徳勝龍の一番。2分50秒、行事待ったなしは0分05秒~
正代(しょうだい) VS 徳勝龍の1敗対決(2020年大相撲初場所14日目)
その後、貴景勝と東関脇朝乃山の対戦。
貴景勝は朝乃山を押し込むも、朝乃山の強引な(キセノンが言うにはスケールの大きい)上手投げに痛い3敗目を喫す。
千秋楽で勝っても12-3で徳勝龍には及ばない=優勝争いから脱落。
そして迎える千秋楽。
泣いても笑っても今日で終わる。
優勝は正代と徳勝龍のどちらかだ。
正代は西前頭2枚目の御嶽海との対戦。
相手が誰だろうとこの1戦に勝って優勝決定戦に持ち込みたい。
徳勝龍はなんと貴景勝との対戦。
それも結びの一番で。
幕尻と大関、普通この対戦組むか?
貴景勝にも徳勝龍にもキツイ対戦だ。
特に貴景勝はやりにくいだろう。
先に正代vs御嶽海。
正代が御嶽海を押し出しで破る。
正代は決定戦を待つ準備を。
そして結びの1番、徳勝龍vs貴景勝。
ここだ!徳勝龍、ここが勝負だ!
勝って自力優勝するんだ!
貴景勝は仕切りで微動だにしない。
かかってこい!と言っているようだった。
徳勝龍もわかったとうなずく。
二人が立つ。
徳勝龍は突っ張られるも体を密着させて右上手を取る。
徳勝龍の得意の形だ。
貴景勝も負けじとばかりに二度三度と投げを打つ。
その投げにも徳勝龍は堪える。
上手をしっかり取ったまま離さない。
徳勝龍、前へ前へ出る。
徳勝龍 優勝だ!
千秋楽の徳勝龍と貴景勝の一番。3分36秒、行事待ったなしは0分39秒~
徳勝龍の男泣き。
編集後記
徳勝龍、平幕優勝おめでとう!!
そして、ありがとう。
なんと幕尻力士の優勝は2000年の貴闘力以来20年ぶりだそうです。
それに奈良県勢の優勝は98年ぶり。
2横綱が休場、1大関が陥落というパッとしない場所を、正代とともに大いに盛り上げてくれたと思います。
みんなお疲れ様。今日はゆっくり酒飲んでね。
さて、興奮も冷めやらないまま来場所の情報。
次の本場所は春場所(3月場所)です。
3/8(日)からエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) で開催されます。
春場所の番付はどうなるんでしょうか?
春場所はどんな場所になるんでしょうか?
楽しみに待ちましょう。
http://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/profile/3630/
参考資料:昭和以降の平幕優勝力士