如何お過ごしですですか? 3回連続10cmです。
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注)この記事は2018年7月5日に投稿したものを、一部加筆修正して再投稿したものです。
台風8号が終わったと思ったらまたすぐに9号ですね。
不謹慎で申し訳ありませんが、 台風の事をちょっと書きます。
注)本記事の引用や画像は全て気象庁のHPからです。
日本にやって来る台風たち。
毎年毎年飽きもせずに日本を襲ってくる台風たち。
年間平均 発生26個、接近11個、上陸3個だそうです。
30年間(1981~2010年)の平均では、年間で約26個の台風が発生し、約11個の台風が日本から300km以内に接近し、約3個が日本に上陸しています。発生・接近・上陸ともに、7月から10月にかけて最も多くなります。
日本を襲っては何度も何度も災害をもたらす台風たち。川を氾濫させ、木々を薙ぎ倒し、農作物に被害を及ぼし、はたまた人間までをも犠牲にしてしまう台風たち。
台風なんか来なかったらいい!と言う方も多いかと思います。
半面、恵みの雨という言葉もあるように台風は大量の雨を降らせてくれます。雨は大地を潤し、木々に活力を与え、人間や動物の飲み水にもなります。
香川県なんかは大きな川がないので自前で水を確保することが出来ず、徳島県の吉野川から水を分けて貰っているありさまです。台風が来なければ即給水制限・給水車でしょう。
台風って悪いやつだけど、ちょっと良いやつ。
台風には名前がついている。
そんな台風たちにも名前が付いています。
残念ながら違います。
号数はその年に発生した台風の単なる順番です。
号数とは違う本当の名前があります。例えば今発生している
台風8号の名前は『フランシスコ』
9号は『レキマー』
10号は『クローサ』です。
気象庁のHPで確認することが出来ます。
台風の名前の付け方には法則があります。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので、おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。
ですって。
ただし、以下のような例外もあるそうです。
なお、台風の名前は繰り返して使用されますが、大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがあります。また、発達した熱帯低気圧が東経180度より東などの領域から北西太平洋または南シナ海の領域に移動して台風になった場合には、各領域を担当する気象機関によって既に付けられた名前を継続して使用します。このため、下の表に記されない名前が付けられた台風もあります。
台風の名前です。
名前は上記のように全部で140個あって、それを順繰りに回しているんですね。
実際の台風たちの名前です。140個延々と続きます。
台風たちにも色々な名前がついているんですね。
読んでみると地域色豊かで個性的ですよね。結構面白い。
この法則からいくと次の台風11号は『バイルー』ですね。
台風経路図。
気象庁のHPには台風の名前だけでなく色々なことが記載されています。
その中のひとつですが、台風経路図っていう物があります。
多分一般の方は見たことも聞いたこともないと思います。
先ほどの『台風情報』のページの下部に『過去の台風資料』というのがあります。それをクリックしてみてください。
『過去の台風資料』のページが現れます。その一番上にある『台風経路図』をクリック。
1951年~2019年までの一覧が現れます。
どこでもいいのですが例えば1983年(S58)選ぶとしましょう。
日本地図が出てきます。 左上の矢印をクリック。
その年に発生した台風の号数が現れます。例えば台風10号をクリック。
【】内の数字は台風の発生した月を示しています。(接近)、(上陸)は日本に接近、上陸した台風であることを示しています。
変なグラフ?みたいなのが現れました。
これが1983年の台風10号の経路図です。
マゼンダの線が台風が発生してから消滅するまでの進路・工程です。
フィリッピン沖で発生して、沖縄を通って中国に行くと見せかけて、
九州に上陸したのが分かりますね。
なんでここで曲がって日本に来てんねん!って感じですが。。
その後四国南端と紀伊半島の南端をかすめて太平洋に抜けて行きます。
日本をはるか超えてベーリング海まで到達しています。
全工程何万kmでしょう?
これを見て自分の生まれた年に台風が何個発生して、それらがどんな経路を辿って日本にやって来たか、それから何処へ向かったかって調べても……全然面白くないか。。
けどお母さんと話してて、あんたが生まれた日はすごい雨風やって とかの話が出るかもわかりませんし、この台風経路図も全く役に立たないことはないんではないでしょうか?
台風列島日本。
統計最初の年の1951年台風15号と2017年台風18号の経路図 を付けました。
どちらの台風も九州に上陸して日本をなぞるかのように進んでいます。
なんでこんな狭い所を狙って進めるのっていうくらい見事です。
台風だけに目がついてる(座布団3枚)。
まさに台風列島日本ですね。
編集後記
台風の名前や経路図、いかがだったでしょうか?
自分も台風に名前がついていることは知っていましたが、
名前の付け方に法則があるとは知りませんでした。
悪いやつだけど、ちょっと親近感がわきますね。
また気象庁のHPは色々と便利です。
レーダーナウキャスト(下図)ってもの雨の状態が良く分かるので台風や大雨の時には重宝しています。