如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
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いつも本当にありがとうございます。
桜前線もだいぶ北上していますね。
みなさんの地域では桜はどうですか?香川は完全に葉桜です。
しょうやんの歌で『花びらが散ったあとの桜がとても冷たくされるように』(ささやかなこの人生)ってフレーズがあります。
咲いているときはちやほやするけど、散ったらもういいよなんて、なんかちょっとさみしいですね。
過去記事で自宅から歩いて12分圏内の桜たちを紹介しました。
www.sankairenzoku10cm.blue
今回は、その中でも自分の一番のお気に入りの、徒歩10分のところの桜が発した言葉を、日本語に訳して記事にしたものです。
- 3月17日:吾輩は桜である。花はまだない。
- 3月30日:吾輩は桜である。3分咲きだと?
- 4月6日:吾輩は桜である。満開だ!まいったか。
- 4月17日:吾輩は桜である。花は散ろうとしている。
- 4月27日:吾輩は桜である。花はもうない。
- 編集後記
3月17日:吾輩は桜である。花はまだない。
まだまだ寒い。空の色を見てみろ。我輩とて生きている、まだ花などつける余裕はない。
注)写真の奥は農地ですので、今年は猪侵入防止の策が出来ていました。
3月30日:吾輩は桜である。3分咲きだと?
少し暖かくなったゆえ、ちょっとだけ咲いてやる。諸君の表現で言うと三分咲きか。咲き具合に度合いを付けるとは、いつもながら上から目線だな。だがな、諸君も知るがよい。我輩にとっては一輪にでも血を通わせるのは大仕事なのだ。
4月6日:吾輩は桜である。満開だ!まいったか。
吾輩の威力を見せてやる。どうだ!満開を見てさぞかし嬉しいだろう。酒も呑むがいい。歌も歌うがいい。存分に楽しむがいい。
4月17日:吾輩は桜である。花は散ろうとしている。
吾輩の花びらが散りはじめた。7分葉桜くらいだな。数日後には花びらはなくなるだろう。諸君、我輩はもうお役目御免だな。
その代り花びらの絨毯を作った。楽しんでほしい。
どうだ?吾輩の花びらで作った絨毯もいいもんだろう。
4月27日:吾輩は桜である。花はもうない。
諸君、もう吾輩のことを忘れかけているだろう。吾輩は生きているぞ、諸君のために。今度我輩が花を咲かせるまで待っていてくれ。きっと来年もみなが数日間楽しめる花びらをつけることが出来ると思う。
また来年会おう。諸君、我輩の事を忘れるなよ。
編集後記
桜の言葉、いかがでしたか?
桜の言葉を日本語に訳したのは自分が世界初でしょう(笑)。
『花びらが散ったあとの桜』も結構いいもんでしょ。しょうやん、ここは押さえてほしかったね。
桜は一年中桜なんです。木だって一生懸命なんです。
直太朗のさくら。(5分00秒)