おっさんのblogというブログ。

下らない事に心血を注ぐおっさんの話、たまには聞いてみてもいいんじゃない。

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50肩じゃねーよ!筋肉の炎症と言わんかい!

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如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。 

当ブログにお越しいただきありがとうございます。

いつも本当にありがとうございます。

 

自分は去年の今頃、右肩の筋肉の炎症に苦しんでいました。

 

肩の筋肉の炎症によって、右手が肩の位置より上方に上がらなくなったのです。

いや、肩の位置にさえも上がり辛い。肩の位置-30度くらいが限界。

 

言っておきますが50肩じゃなくて、筋肉の炎症です。右利きです。

 

50肩、もとい 筋肉の炎症に全く関係のない方、読むのは時間の無駄です。

関係のある方、そろそろって方、興味ある方には読んで欲しい、あなたのために。

 

ちょっと長い文章になりました。

 

 

事の発端:人間はどこで何が起きるかわかりません。

自分も焼きが回ったもんです。

今でこそPCデスクに座って過ごしていますが、当時自室には椅子という器具がなくて床に体育座りしてぼーっとyoutubeなんか見ていたわけですよ。

体育座りって足(膝)に手を組んでるので肩が伸ばされるような格好になりますよね。すると右肩がつーーんという感じで痛くなってきました。おとどしの12月中旬です。

日が経つにつれてだんだんと痛みが強くなりました。とうとう日常生活にも支障をきたすようになってきて、服の脱ぎ着も『うぅぅー!』っていうくらいになりました。

周りの人間からは10人中10人に『50肩やん。そのうち治るわ。』と一蹴されました。ウ・ル・サ・イ! 筋肉の炎症じゃ!

 

病院:診察およびリハビリ。

あきらめて病院へいきました。

センセが言うには

『筋肉が炎症を起こしているのでリハビリして良くしていきましょう。』

ほらね、50肩じゃないでしょ。センセ話分かるねー、さすが大人。

正確には肩関節周囲炎といって、50肩(40肩)というのは俗名なんですよん。だ・か・ら 、50肩ではありません。ここ大事ね。

 

リハビリ科というところに流されて週に2回リハビリをすることになりました。

 

また、リハビリ担当のねーちゃんが小柄でかわいいんだ、好みだしー。それも22才。ぴちぴち。←不適切な表現

 

ただねー、さすがリハビリ担当『○○さん、痛いと思いますけどガンガン動かしますよー。』ってこれがまたホンマに痛いねん。ちょっと待て、分かってんならもっと優しくしてよー、かわいい顔して。

 

おまけに『○○さん、もう年が年だから完全には治らないかも分かりませんよー。』なんてかわいい顔して平気で言うし。普通ならはり倒しとるとこじゃ、まぁかわいいから許すけどね。

 

結局、去年の1月中旬初診~4月中旬まで3か月ほどリハビリを続けました。

 

4月になるとリハビリが効いたのか、だいぶ気温が上がったからか分かりませんが楽になり、ホッカイロだけで1ヶ月ほどやり過ごして一旦終了して現在に至っています。

都合5か月ほど筋肉の炎症に悩まされました。今ではほぼ(95%くらい)直りました。が、ねーちゃんが言ったように少し違和感があります。もう完治はしないんでしょうね、筋肉の炎症が。

 

自分のきつかったこと:50肩あるある。

いくら頑張っても右手が肩の位置より上にあがりません。むしろマイナス。

右手を左肩方向にも伸ばせません。後ろにもいきません。

肩がねじれるような動きにも対応できません。

右手の可動域は下図ピンク色のわずかな範囲です。この範囲でも肩が引っ張られる(手を伸ばす)と痛い。

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日常の動作でキツかったのは 

 

起きる時:うーーん起きた、と手を上に伸ばすことができない。

顔を洗う:左手の動きに右手がついていかない。

歯を磨く:ゆっくりしか磨けない。

トイレ:ケツをふくのは肩がねじられるので唸るほど痛い。キツイ度No2。

服の脱ぎ着:リハのねーちゃん曰く服の脱ぎ着は肩が複雑な動きをするので痛いのは当然。キツイ度No1。トイレ・服の脱ぎ着は起きて間もないので体もほぐれてなくキツイ。

ネックウォーマーの首の後ろを整える:首の後ろを触るには肘は目の高さくらい、無理。

車のドアの開け閉め:これも肩に力が入る。

同シートベルト装着時:日本車、左手で金具を手繰り寄せて最後に右手でバンドを引き寄せる、あるいはいきなり右手でベルトを持って引っ張る、いずれにしても右手の動作は後ろ方向にねじりを加えてベルトを引っ張る。

同運転:右手でハンドルのてっぺん辺りを持って運転する、てっぺんは一番遠いところ肩が伸びて痛い。

同バック:助手席を左手で持って左後方を見てバックするとき、右手は体の斜め後ろでハンドルを回す。こんなん無理。キツイ度No3。

仕事は座ってパソコンなのでそんなに苦ではなかった、唯一救われた。ただ、キーボードを自分寄りに寄せて背筋を伸ばして姿勢よくタイピングすることに努めました。 

髪を洗う:頭は肩より上なので。

体を洗う:左肩付近には右手が回らず洗えない。 

冷蔵庫を開ける:取っ手がほぼ肩の位置に近く、引っ張って開けたらひじが体の後方にいってしまう。

冷蔵庫の上の方の棚の物を取る:肩より上に棚を作った電気屋さんを恨む。キツイどNo4。

電気を付ける:紐を引っ張って付けるやつは紐は肩より上なので無理。

ギター:右手をギターの弦まで届かせるにはボディーを抱え込むような恰好になって肩が引っ張られる。日常生活じゃないけどキツイ度は高い。

寝る時仰向けか左向き:右向きになると体重がかかって肩が圧迫されて痛くて目が覚める。キツイ度No5。

灯油のポリタンク18リットルが持てない:肩が引っ張られる。4リットルの焼酎は辛うじてOK(笑)。

 

などなど、日常生活のほとんどのシーンで右手を使わずに左手1本で勝負する毎日でした。

もうこのまま右手が動かなくなるんじゃないか?というようなことも考えましたが取り越し苦労に終わってよかったです。

 

ストレッチ:筋肉の炎症に効果的で自宅でも出来る。

どうやら決定的な治癒方法は無いみたいなんですね。

みなさまにもそっくりそのまま適用できるかどうかわかりませんがリハビリのねーちゃんに聞いた心掛けやストレッチ(覚えている物だけ)を書いておきます。

普通にはなんてことない動作なんですけど、これがなかなかできないんですねー。


心掛け

ゆっくりでいいので痛くてもとにかく肩を動かす。

体全体を常にリラックスさせる(体を緊張させない)。

動かす時に肩に力を入れて戻す時には力を抜く。

 

ストレッチ(できなくてもいいからできるよう近づける、右肩が痛い時用):

 

・耳に手がくっつくようにバンザイする。

 

・ネコのポーズ(下図)を繰り返す。

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・お尻の後ろで両手の指を組んでそのままで後ろ上へ上げる。

 

・おかっこで座って上半身を前へ倒して手も前へ伸ばす(下図)。

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・寝て大の字になる。

 

・仰向けに寝て両手で棒を持って上下する(下図)。

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・ベッドの端の方に横になって右手を真下へ垂らす(下図)。

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・右手で左肩を持って左手で右手の肘を上へ押し上げる(下図)。

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・立って両手を垂らした状態から真横に上げて更に真上に上げる。

 

・右手で右肩を持って肩を前・後ろにぐるぐる回す。

 

日ごろからの注意

肩の関節・筋肉・神経は体の中でも複雑に入り組んでいる部分なので、いつも動かすこと、動かさないと固まってしまってどこかに負荷がかかる(らしい)ことを頭の片隅に置いておく。 

 

編集後記

温めるのがダメという見解もあるのですが、自分はホッカイロで温めると動かしやすくなりました。相当数ホッカイロを買いましたよ。5月にホッカイロなんか買う?って目でドラッグストアの店員に見られるし。

 

2年、3年でやっと治ったという方もおられる中、自分は数か月だったので早く治った方だと思います。

センセやリハ担当のかわいいねーちゃん、ありがとうございました。

 

そのうち、みなさんにも50肩、じゃなくて筋肉の炎症がいつ襲ってくるかも分かりませんよー。

 

筋肉の炎症になったときに思い出して参考にしていただければ幸いです。