如何お過ごしですか? 3回連続10cmです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
いつも本当にありがとうございます。
みなさまにはあまり馴染みのないであろう讃岐弁で記事を書くという企画でございます。
今回はその14回目で、記事を書くと言いながら讃岐弁の単語の紹介です。
香川に移住をお考えの方は、過去記事や本記事を熟読いただき是非讃岐弁をマスターしたもらいたいと思います。
では改めて。
なんがでっきょんな?(大阪弁で言う儲けてまっか?みたいな挨拶代わり)3べん連続10cmじゃ。
当ブログに来てもろてありがとで。
いつもほんまにありがとで。
ほんだらいっけんの。
今回の讃岐弁その1:えてん。
『えてん』=『得意ではない、苦手、好まない』という意味です。
三角形の頂点のA点ではありません。
『えてん』の適用例。
讃岐弁:えー、このサヨリうまいのにたべんの?おたし生魚えてんのやわい。
たべんの=食べないんですか、おたし=私、えてん=苦手、のやわい=なんですよ。
日本語:えー、このサヨリ美味しいのに食べないんですか?私、生魚が苦手なんですよ。
今回の讃岐弁その2:かやぶく。
『かやぶく』=『傾く』という意味です。
昔の家の茅葺屋根とは違います。
『かやぶく』の適用例。
讃岐弁:あのいげみてんまい、かやぶっきょるで。
いげ=家、みてんまい=見てごらんなさい(促す)、かやぶっ=傾く、きょる=進行形、で=語尾。
日本語:あの家を見てごらんなさい。傾いてきていますよ。
今回の讃岐弁その3:かっつぇる。
『かっつぇる』=『食べていなくて弱っている』という意味です。
『かっつぇる』の『っつぇ』は、前回出てきた『たれもっつぇる(=もつれるの最上級)』の『っつぇ』と同じ発音です。パイオニアのカーステレオの『カロッツェリア』の『ッツェ』と同じ発音です。
『かっつぇる』の適用例。
讃岐弁:あとなんちゃくーとらんけんだいぶんかっつぇてきたの。もうじきじゃわ。
あと=あいつ、なんちゃ=なにも、くーとらん=食べていない、けん=ので、かっつぇて=弱って、きた=きました、の=ね、じゃわ=ですね。
日本語:あいつは何も食べていないのでだいぶん弱ってくましたね。(逝くのは)もうすぐですね。
以上です。
編集後記
今回の讃岐弁はいかがでしたか?
楽しんでいただけましたでしょうか?
どこの方言も同じだと思いますが、パソコンでもスマホでも上手く文字変換してくれませんね。
何度も入力し直した!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
早く方言変換ソフトの開発が進んだらいいですね。
今日の讃岐弁講座はこれくらいにしておきましょう。
またの機会にお会いしましょう。